歴史ハイク
小谷城跡と姉川合戦跡


 山行報告   
 報告者   :  津田憲由 
 山  名 小谷城跡と姉川合戦跡 歴史ハイク  山行名 例会
 ルート 1.横山城跡 〜 2.姉川合戦跡〜 3.小谷城跡〜
 山行日  平成23年5月18日  天候  晴れ
 参加者  CL : 津田  SL : 石田

男性 : 村上、 秋月、 守口、 西川、 村田、 遊佐、 西上、 白波瀬、 隅谷、 藤富、 金本、 山下、 片山、 弓仲
      宮野、 佐坂、 薗上、 山口
女性 : 吉津、 西上、 藤富、 玉井、 山田、 徳田(幸)、 上田

合計 : 27名  
 ルート概略図とコースタイム
 
 山行報告
  1、横山城跡(9時30分〜11時20分) 
    会の会長の伊吹さんの説明があり、湖北の山城の歴史に触れました。 湖北地域は古くから歴史上重要な地域で、古墳時代から江戸    時代にかけて日本の歴史の宝庫 です。この横川城は浅井の支城です。

  2、姉川合戦跡(11時20分〜12時)
    浅井・朝倉軍1万8千人と織田・徳川軍2万9千人が激突したした合戦跡ですが、その広さからして、こんな人数ではなく、もっと少なか    ったとガイドさんの話です。歴史は勝利者の徳川が後世に作成した歴史書からのものですから、本当は分からないとのことです。”なる    ほど”と感心。 しかし、この地に残る血原、血川といった名は当時の激戦の様子を物語っている。

  3、小谷城跡(12時20分〜16時)
    本日のメインのコースです。出丸で昼食をとり追手道から登ります。頂上の大嶽城跡(495m)(おおずく)までガイド伊吹さんの城の曲輪    の特徴とか横矢とか虎口などの説明を聞きながら小谷城の山城としての各所跡を見学しながら目指しました。 江・浅井3姉妹の大河    ドラマの撮影場など興味深く楽しみました。あまりにも説明に熱が入り、戦国歴史資料館に入る時間が無くなりましたが、充分なガイド     の故入る必要を感じず、その分返金がアップして皆大喜びで帰路に着きました。

    歴史ハイクはガイドさんの力量で大きくその楽しみが左右されます。
    今回は熱心に案内して頂き、満足して頂いたのではないでしょうか。 多数参加して頂き、有難う御座いました。
 感想文
 石田輝夫
 18日快晴の天気に恵まれ、歴史ハイク「小谷城跡と姉川合戦跡」に27名の参加者。SL担当で添乗員しましたが、今回の参加者は、先輩ばかりで感想文を頼みにくくて。
HM掲示板に御礼の投稿をし、自分のブログに投稿し、次にこの感想文を書いています。
車中で、パンフレット3種類(秋月会長に長浜、湖北観光協会から30部取り寄せてもらい、非常に助かりました)を配布して、今日の歴史ハイクの概要説明をしました。高速八幡東から入って、多賀SAで休憩し、長浜で降り、9;30日吉神社前登山口。

最初から、かなりきつい急登でしたが、45分程度で山頂の横山城跡に到着。312mの山頂、素晴らしい展望でした。正面にどんと伊吹山、もう残雪はないですが、雪に覆われた様はもっといい眺めでしょうか。琵琶湖側は小谷山が望めましたし。

今日のメインは、大河ドラマで話題の「江」姫たちの戦国浅井三姉妹の始まりの小谷城跡。湖北歴史探求会会長さんのガイドで終日楽しい歴史ハイクでしたが本当に熱心でした。

熱弁、しゃれもまじえて、時々理解出来ない方言もありましたが。自分で作成された、小谷城の歴史概要、詳しく絵を交えての城内各所案内はよく解る資料でしたが、事後読破では。小谷城は日本五大山城の一つとしても有名ですが、全山が城の遺稿の歴史散策の中、石垣以外は跡地だけで、何も残っていないので、イメージが湧きにくくて困りました。計画では最後に六坊跡から、清水谷経由の下山予定でしたが、会長の大嶽コース・小谷山(大嶽城跡)の提案、急登の30分でしたが、結果的に小谷山に登れて、皆満足しておられ良かったです。★★のハイキングになったみたいですが。

戦国歴史資料館が時間の関係で行けなくなりましたが、最後に300円返金出来て。たったの2,400円で滋賀長浜の湖北まで、貸切バスでの歴史ハイク出来ました。

補助イスまで使用する満席でしたが、皆で融通しあって、楽しい一日を過ごせました。

誰でも毎年一歳ずつ加齢して行きますが、相応の山登りだけでなく、気楽に参加出来るこういう企画も必要になるではないでしょうか。今日はあまり参加されない人も来おられました、満足されたでしょうか。ハイキングツアー充実の必要性を感じましたが。


     
 横山城跡(312m) 後方は伊吹山  出丸跡での昼食 ガイドによる説明
     
 小谷城跡絵図 馬洗池  小谷城跡・桜馬場よりの眺望
(琵琶湖・竹生島・山本山)  
     
 大広間  大石垣 大獄城跡 
     
  大嶽城跡・小谷山(小谷城戦国歴史資料館前より) 
 Photo by Mr. Ishida